証憑の紐付け漏れを防ぐ方法|経理の困りごとを解決
2026-01-07証憑管理, 紐付け, 経理
証憑の紐付け漏れとは
会計ソフトに取引を登録したものの、対応する証憑(領収書・請求書)を紐付けていない状態を「紐付け漏れ」と言います。
紐付け漏れが起きる原因
1. 取引と証憑の登録タイミングのズレ
銀行連携で取引が自動登録される一方、証憑は後から手動で登録するため、紐付けを忘れてしまいます。
2. 証憑の保存漏れ
そもそも証憑が保存されていないケース。メールの領収書を保存し忘れたり、紙の領収書をなくしたりすることがあります。
3. どの証憑がどの取引か分からない
似たような金額の取引が複数あると、どの証憑をどの取引に紐付けるべきか迷います。
4. 単純な忘れ
忙しい中で、紐付け作業を後回しにして忘れてしまうケース。
紐付け漏れを防ぐ方法
1. 証憑収集の自動化
証憑の収集を自動化することで、保存漏れを防ぎます:
- Gmailからの自動収集
- スマホアプリでの即時撮影
- ECサイトとの連携
2. 取引登録時に紐付け
取引を登録したタイミングで、すぐに証憑を紐付ける習慣をつけましょう。後回しにすると忘れます。
3. 定期的なチェック
週1回や月1回、紐付け漏れがないかチェックする時間を設けましょう:
- 証憑なしの取引をリストアップ
- 該当する証憑を探して紐付け
- 証憑がない場合は理由を確認
4. AIマッチングの活用
最近は、AIが取引と証憑を自動でマッチングする機能を持つツールもあります:
- 日付・金額・取引先名で自動照合
- 候補を提案してくれる
- 確認してワンクリックで紐付け
5. ルールの明確化
社内(または自分用)で証憑管理のルールを決めておきましょう:
- いつまでに証憑を登録するか
- 誰が紐付け作業を行うか
- どのタイミングでチェックするか
紐付け漏れが発生したときの対処
証憑が見つかる場合
- 証憑をアップロードして紐付け
- 遅れた理由を記録(必要に応じて)
証憑が見つからない場合
- 再発行を依頼する
- 出金伝票で対応(やむを得ない場合)
- 今後の再発防止策を検討
紐付け状況の可視化
紐付け漏れを防ぐには、現状の可視化が重要です:
- 紐付け済み・未紐付けの件数を把握
- 期間別の紐付け状況を確認
- 問題のある取引を早期発見
まとめ
証憑の紐付け漏れは、自動化と定期チェックで防げます。「溜めない」「後回しにしない」を心がけて、漏れのない証憑管理を実現しましょう。