適格請求書(インボイス)の登録番号確認方法|消費税控除のポイント
2026-01-12インボイス制度, 適格請求書, 消費税
インボイス制度とは
2023年10月から始まったインボイス制度(適格請求書等保存方式)。消費税の仕入税額控除を受けるには、適格請求書(インボイス)の保存が必要になりました。
適格請求書の要件
適格請求書には、以下の項目が記載されている必要があります:
- 適格請求書発行事業者の氏名・名称
- 登録番号(T + 13桁の数字)
- 取引年月日
- 取引内容
- 税率ごとに区分した対価の額
- 消費税額
- 書類の交付を受ける事業者の氏名・名称
登録番号の確認方法
1. 請求書・領収書で確認
適格請求書には「T1234567890123」のような形式で登録番号が記載されています。この番号があれば、適格請求書発行事業者からの請求書です。
2. 国税庁のサイトで検証
登録番号が本物かどうかは、国税庁の「適格請求書発行事業者公表サイト」で確認できます。
3. 会計ソフトでの管理
freeeなどの会計ソフトでは、取引先ごとに登録番号を登録しておくことで、適格請求書かどうかを自動判定できます。
税区分の設定ミスに注意
インボイス制度対応で特に注意が必要なのが、税区分の設定です:
よくあるミス
ミス1:適格請求書なのに「経過措置」で処理 登録番号がある証憑なのに、経過措置(80%控除・50%控除)の税区分で処理してしまうと、本来受けられる控除を損してしまいます。
ミス2:適格請求書でないのに「課対仕入」で処理 登録番号がない証憑を「課対仕入(全額控除)」で処理してしまうと、税務調査で指摘を受ける可能性があります。
対策
- 証憑を見て登録番号の有無を確認
- 登録番号の有無と税区分の整合性をチェック
- 自動チェックツールの活用
OCRによる登録番号の自動読取
証憑が多い場合、一つ一つ登録番号を確認するのは大変です。OCR(光学文字認識)技術を使えば、証憑から登録番号を自動で読み取ることができます。
読み取った登録番号と、会計ソフトの税区分設定を照合することで、設定ミスを自動で検出できます。
まとめ
インボイス制度対応では、適格請求書の登録番号確認と、税区分の正しい設定が重要です。自動化ツールを活用して、漏れなく正確な処理を心がけましょう。